勃起不全にお悩みの皆さん、あなたはいつ、どうして勃起不全になりましたか?勃起不全にはしっかりとした理由がある場合と、それとした理由はなく、年齢のせいで勃起しなくなる場合があります。

勃起不全と糖尿病の関係、治療薬による胎児への影響

勃起不全と糖尿病には密接な関係があります。糖尿病性ED(勃起障害)は糖尿病の合併症のひとつで、血糖値がコントロールできないことが原因で起こります。
血液中のブドウ糖が多い状態が続くと、神経障害と血管障害が生じます。ブドウ糖は血管や神経を攻撃してしまう性質があるからです。
正常に勃起が起こるには、陰茎が血液で十分に満たされる必要があります。血液が充満すると、スポンジのように膨らみます。
このためには自律神経が正常に働いて、血管が拡張されて陰茎の平滑筋が弛緩し続ける必要があります。しかし、糖尿病で高血糖が続いてしまうと自律神経に障害が起こり、神経伝達が悪くなります。すると性的刺激に対する感度が下がり、勃起不全になります。
さらに糖尿病によって血管障害が生じると、血管が硬くなって弾力性を失います。いわゆる動脈硬化の状態です。これもまた性的刺激に対する血管拡張と陰茎平滑筋の弛緩を妨げる原因になり、勃起不全を生じさせる可能性が高くなります。
勃起不全の治療薬は、血管拡張を鎮めてしまうPDE5(ホスホジエステラーゼの5型)という酵素の働きを妨げる効果を利用します。するとcGMP(サイクリックグアノシン一リン酸)という血管拡張物質が壊されなくなり、正常な勃起を維持しやすくなります。
この薬に対する胎児への影響については、心配ないと言われています。治療薬はあくまで全身の血流を改善させる効果があるだけで、媚薬のような効果はないからです。実際、世界中で治療薬が使われていますが、健康な胎児が生まれています。
胎児へのリスクがない、また患者本人やパートナーにとっても害がない薬ということで、勃起不全治療の第一選択肢となっています。